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14年ぶりの狂犬病感染

先日の新聞報道によりますと。フィリピンから来日した静岡市在住の方が狂犬病に感染していると判明しました。日本国内で感染が判明したのは14年ぶりです。しかしながらこの方はフィリピン国内で犬に噛まれたことがわかっています。日本国内の犬には今のところ感染している犬はいないと考えられます。狂犬病は犬において唯一法律でワクチン接種が義務付けられている病気です。日本での発生は昭和31年が最後の発生でそれ以降の発生はありません。ですから自分も含め日本の獣医さんは狂犬病を実際に見たことはありません。しかしながら東南アジア、アメリカなどではまだ発生があり、毎年人も死亡しています。人間での死亡率はほぼ100%です。日本で再発生させないためにも狂犬病のワクチンは継続する必要があります。

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